クロスバイクはロードバイクになるか?

カスタム実例
この記事は約4分で読めます。

クロスバイクのドロップハンドル化。
考えたことある人多いですよね。

ネット界隈では
クロスバイクはロードバイクに
なりません。
と、いう意見も多くありますが、

個人的には
「めっちゃ、アリ!」です。

その理由を大阪府堺市にある
ミニベロやカスタムが得意な
ポタリング(自転車散歩)プロショップ
「自転車処ぽたりんぐぅ」が
12年以上のポタリング(自転車散歩)経験と
大小1000件以上のカスタム経験の中から
詳しくお伝えしていきます。

エスケープRX3をドロップハンドル化

エスケープシリーズと言えば
GIANTの展開するクロスバイク。

比較的、低コストで手に入るので
入門者がまず検討するバイクですね。

今回はよりスポーティーにと
ドロップハンドル化のご依頼です!

ハンドルのグリップポジションが増えるドロップ化

ドロップ化を実現するには
STIレバーなどのロード系パーツと
クロスバイクについているパーツの互換性。

STIレバー
画像引用元:株式会社シマノHP

最近はクロスバイクでもコンポーネント
がロード系と言う構成が多いので
ドロップハンドル化には便利です。

ポイントは互換性

ブレーキもショートリーチVブレーキや
リーチアジャスターなど
工夫が必要です。

今回は同グレードのコンポを搭載した
新車のロードを購入する予算の
半分以下でカスタム完了です!

オーナーさんの愛着がつまった
ファーストバイクを
大事に乗り続けてもらえることになり
自転車屋冥利につきるってもんです。

ロードバイクってなんだ?

一般的に「ツールドフランス」に代表される
ロードレースを行う競技車両をさす場合も
あります。

近年では自転車ブームもあり、
多くの人がロードバイクに乗るようになり
競技色の強いものを「ロードレーサー」
一般向けのものを「ロードバイク」
と言うこともあります。

実は初期のツールドフランスでは
「変速機禁止の固定ギアの自転車」で
走るのが規則でした。
変速機は女子供の使うものとして
男子にあるまじき!とされていました。

自転車のカテゴリーは
時代とともに変化しているんですね。

クロスバイクはロードバイクになるか?

ではタイトルの問題はどうでしょう?

実はもうこれは言葉遊びです。
ロードバイクをどのように定義しているか?で
まるで考え方が変わります。

例えば、
あなたがレースを目指して練習するつもりなら
クロスバイクをロードバイクにしては
絶対にいけません!

フレームの設計も全然違いますし、
そもそも車検の問題でレースへの
出場すら認められないことが多いです。

そうではなくて、
あなたがロングライドを楽しみたい、
気軽にサイクリングを楽しみたい、
場合は十分にロードバイクになりえます。

あなたが自転車で実現したいイメージと
自転車の用途がマッチしていれば
ドロップハンドル化したクロスバイクを
ロードバイクと定義するのも自由です。

クロスバイクへの愛着、
複数の自転車を持てない事情、
予算的な問題、
など
自転車を取り巻く条件は十人十色です。

あなたができる範囲で
じぶんの理想に近い自転車を組み上げて
やればそれでいいのではないでしょうか?

自転車業界の問題点

これを悪いというつもりはないですが
自転車業界にはこういう流れがあります。

クロスバイクの購入

ロードバイクの買い替え

高級パーツの購入

「クロスバイクはロードバイクになるか?」
と言うこのテーマが都合悪い人もいます。

また、
ロードバイクを愛するが故、
ロードバイクに至上主義のような人も
お客様にも業界の方にもいらっしゃいます。

それ自体も何の問題はないです。

世の中の意見や論調はそういうものだと
思って受け止めるのも
必要なことだと思います。

もちろん、
当ブログもそのような目で鋭く見て下さいねw

まとめ。自転車は自由なんです。

何かしめっぽい流れになってしまいまして
申し訳ありません!

僕が常に思うことは
「自転車は自由なんだ。」
と言うことです。

最低限のルールとマナーさえ守れば
どこへでも自由に行ける、
個性的なカスタムも自由にできる、
遊び方だって自由に楽しめる。

そんな空気感こそが
僕が自転車にかかわり続ける
一番の理由です!

「自転車とはこうあるべきだ!」
「こんな自転車は邪道だ!」
「自転車の事を知らんくせに。」

本当にこんな事を言う人たまにいますw

そんな時は一言、
「ほっとけよ♪」

contuctus
お問い合わせはコチラ
タイトルとURLをコピーしました