失敗するまえに!カスタム・整備「自分で」派?「ショップで」派?

カスタムの「カ」
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自転車の改造や整備ってぶっちゃけ
自分でできるの?

なんか簡単そうやし自分でできそう。
機械いじり好きやしやってみたい。
ショップに依頼したら高そうやし。

DIYでカスタムするときの
メリット、デメリット
ショップに依頼するときの
メリット、デメリットを

大阪府堺市にある
ミニベロやカスタムが得意な
ポタリング(自転車散歩)プロショップ
「自転車処ぽたりんぐぅ」
12年以上のポタリングPROショップ経験と
大小1000件以上のカスタム経験の中から
詳しくお伝えしていきます。

自転車カスタムって私にもできますか?

よくご相談を受けます。

正直、わかりませんww
あなたの技術と自転車の知識がどの程度か、
どんなカスタムをして、
自転車をどうしていきたいのか?
人それぞれです。

DIYでやった方がいいのか、
ショップに任せた方がいいのか、
見極めができるようになればいいですね!

「自分でやる」派のメリットとデメリット

「DIYで自転車カスタムをやってみよう!」
その時に注意する点をまとめてみましょう。

メリット1 安くすむ

ショップに依頼すると部品代と合わせて
作業工賃が発生します。
メカニックでもある店員さんに作業を
してもらう対価です。

当然、自分で作業を行う場合はこれは
不要ですよね。

部品購入もネットで最安値を調べて
「ポチッ」とすれば
ショップで購入するよりも格安です。

メリット2 構造が理解できる

シンプルとはいえ自転車は機械です。
どのような仕組みで、どのように動くのか
実際触ってみないとわからないことも
たくさんあります。

自分で試行錯誤して作業すると
「なるほど!こうなってるのか!」
と言った気づきがたくさんあり
自転車への理解がぐっと深まります。

メリット3 緊急事態に対応できる

ある程度自分で自転車のことが整備できると
出かけた先でのメカトラブルに
対応しやすくなります。

特にタイヤ交換やチューブ交換に慣れておくと
サイクリング中の不意のパンクなどに
慌てることなく対応できます。

仲間のトラブルを解決してあげると
あなたの株も上がるかもですね!

メリット4 機械いじりの楽しさと達成感

簡単な作業でもそれを達成した後には
何かしら達成考えられるものです。

自分でライトやサイクルコンピューターを
セットして動かしたときは
大人でもワクワクするものです!

特に機械をいじるのが好きな方なら
少し勉強すれば構造もわかってきてより
いじっているのが楽しくなるかも。

 

続いてはデメリットのお話し。

デメリット1 失敗する

なれない作業をすると部品をダメにしたり、
修理したつもりが直ってなかったり。

特に修理には

  1. 状況の観察
  2. 原因と対処の判断
  3. 適切な処置の実施

と言った段階があり、
一つでも誤るときちんとした修理ができません。

デメリット3 知識不足・技術不足

自転車屋と言う商売が存在すると言うことは
専門知識や専門技術が必要な分野が
存在するということです。

技術も知識も終わりのないものですが、
最低限必要なレベルと言うものはあります。

そのレベルを満たさずに
カスタムや修理等を行うと
失敗の原因になります。

デメリット3 道具の購入

自転車に必要な道具は
自動車ほど多くないですが
それなりにたくさんあります。

中には自転車の作業にしか使用しない
「専用工具」と言われるような
特殊な工具も多数存在します。

継続的にDIYをするなら購入するのもアリ。
その時だけのモノなら専門家に作業を
依頼する方が合理的な場合があります。

デメリット4 ショップでのリカバリーが高くつく。断られる。

これは最大のデメリットです。

ショップの視点で少し考えてみます。
DIYの失敗を修正して欲しいと依頼がきます。

DIYの場合、
どこの誰が作業したのかも、
どのくらいの知識・技術を持った人か、
余計なところは触っていないか、
といった事がすべてわかりません。

当然作業には責任が発生するため
アヤシイ部分は総点検することになります。

すると、作業工賃は当然高額になります。
場合によっては断られることすら。

残念ながらショップとしては
厳しく対応せざるを得ないのが実情です。

「ショップに頼む」派のデメリット・メリット

では、作業をショップに頼む際の事を
考えてみることにしましょう。

デメリット1 工賃などの費用がかかる

ショップに依頼するということは
作業をしてもらう工賃費用が発生します。

作業に必要な時間や、手間の多さ
使う工具の種類や特殊性などで値段は
設定されています。

事前に見積もりなどをしてもらうのが
良いかもしれませんね。

部品の購入などにしても
ネットで購入するよりは
高くなっていることも多いです。

デメリット2 イメージのすり合わせが難しい

特にカスタムを依頼する場合は
あなたの持っているイメージと
ショップさんの持ってるイメージが
食い違うことがあります。

出来るだけカタログや施工例みたいな
画像を利用してイメージのすり合わせを
行っていくのがいいですね。

デメリット3 相性がある

お客さんとショップの相性は大事です。

ショップにはそれぞれ得意分野があり
ロードが得意。
MTBが得意。
ミニベロが得意。
と様々です。

平均的に70点取るところもあれば、
得意分野しかやりません、
なんてお店もあります。

ショップスタッフさんも人間なんで、
人間同士の馬の合う、合わないも
けっこう大事と思います。

 

続いてはメリットを。

メリット1 知識や技術が豊富

当たり前と言えば、当たり前ですが豊富です。

日々色々な作業をこなすショップですので
色々な知識やノウハウを蓄積しています。

当然作業にも熟練している方が多いので
一見難しいのかなと感じるカスタムなども
ササっとできてしまったりもします。

メリット2 経験値が豊富

経験値が豊富と言うことも挙げられます。

例えば、当店、自転車処ぽたりんぐぅでは
ブルホーンカスタムの施工例が
かなりの数になります。
ミニベロのカスタムについての施工例も
それなりの数をさせていただいております。

その分、ブルホーン化やミニベロカスタム
の経験値を積ませていただいてるという
事になります。

当然提案や、施工後の効果なども
具体的にできることになります。

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メリット3 多様な選択肢

これも前項の経験値と近い話です。

例えば「ブルホーンハンドル化」する場合でも、
やり方はかなり様々です。
変速機はどうするのか、
ブレーキはどうするのか、
バーテープの仕上げはどうするのか、
ワイヤーの通し方は、
などなど。

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当然やり方によって予算も変わりますので
ご自身の予算に合わせて適切な提案を
受けることができます。

いわゆる「ひきだし」が多いってことです。

メリット4 カウンセリングしてもらえる

多くの場合カスタムしたいときには
目的があるものです。

目的が明確な場合もあれば、
ぼやけてしまっている場合もあります。

そんな時に、
目的に合わせた解決策や、
部品の提案、
カスタムの提案などを
してくれるのがショップです。

ネットの情報も偏ったものも
数多く見受けられますので
客観的に相談してくれるのも
ショップへ依頼するメリットです。

 

まとめ。上手なお付き合いを。

自転車に関するDIYは、
個人的にはチャレンジした方が
いいと思います。

自分である程度、問題を解決できる
と安心して走りに行くこともできます。

しかし、部分的には非常に危ない面も
あることは理解しておいてください。

例えばブレーキなど安全面にかかわる
部分を、不十分な知識や技術で触るのは
絶対に避けてください。

最近の自転車の構造は簡略化されていますが
簡単そうだとナメテかかるのはダメですよ。

普段からショップさんと上手に
お付き合いしておけば、
DIYしたいときなども相談にのってくれます。

良好な人間関係を築いていくことが
互い重要なんですね。基本的なところですね。

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