「どこのお店に行っても
断られ続けてしまってました・・・」
オーナーさんより初めてお話をいただいた際に
まず伺ったお言葉でした。
途中までチャレンジされたお店も
あるにはあったようですが
やはり難しいとキャンセルになったようです・・・
自転車カスタムで一度はやりたい!
となることの多いハンドル交換。
その中でも人気のブルホーンハンドル化を
スマートに機能的に取り入れるには
どうしたらいいの?
そんな疑問を大阪府堺市にある
ミニベロやカスタムが得意な
ポタリング(自転車散歩)プロショップ
「自転車処ぽたりんぐぅ」が
12年以上のポタリング(自転車散歩)経験と
大小1000件以上のカスタム経験の中から
詳しくお伝えしていきます。
※バイクカスタムは
メーカーの補償対象外となる場合がありますので
ご自身の責任でご判断ください。
Bianchi ROMA ブルホーンハンドルカスタム
まずは仕上がりをご覧ください!
![](https://blog.potteringood.com/wp-content/uploads/2022/05/1243-edited-768x1024.jpg)
取り扱いブランドでないので
B社のラインナップにはあまり精通していない
のでご容赦くださいww
油圧ディスクブレーキ搭載の
クロスバイクです。
オーナーさんのご希望は
ポタリングが楽しめるように
出来るだけ今の仕様を残しつつ
ブルホーンハンドル化してほしい。
と言う事でした。
ブルホーン化のメリット・デメリットなどは
下の記事からどうぞ
![](https://blog.potteringood.com/wp-content/uploads/2022/05/zunow-bullhorn-1-160x99.webp)
ブルホーンハンドル + STIレバー
ロードバイクに乗っている人には
お馴染みの「STIレバー」
![](https://blog.potteringood.com/wp-content/uploads/2022/05/ST-R7000-shimano.jpeg)
ブレーキレバーとシフトレバーを
共通のレバーで操作できてしまうという
ロードレース界に革命を起こした
ともいえるシステムです。
ただし、ブルホーンハンドルとの相性は
必ずしも良くなく、ハードルも高いです。
- ブレーキワイヤーのルート
- シフトワイヤーのルート
- ブレーキタッチ、シフトタッチ
- レバーのストローク
など
克服する点が多いのも事実です。
![](https://blog.potteringood.com/wp-content/uploads/2022/05/1244-1-1024x768.jpg)
ワイヤーの取り回しやストローク幅
も気持ちよく乗っていただけるように
研究を続けております。
ワイヤーが飛び出してる
通称「エビホーン」や「カニホーン」は
見た目にもかっこ悪いですし、
ワイヤーが引っかかるリスクも
ありますから、当店ではやりません。
ブルホーンハンドル化の記事ならこちらも
![](https://blog.potteringood.com/wp-content/uploads/2022/06/606-160x99.jpg)
ブルホーンハンドル + 油圧ディスクブレーキ
今回は油圧式ディスクブレーキが採用された
車両をカスタムさせていただいてます。
![](https://blog.potteringood.com/wp-content/uploads/2022/05/1246-edited-1.jpg)
軽いタッチで強力なブレーキ力が得られ、
路面や天候に左右されにくいのが
油圧ディスクブレーキの特徴です。
もし可能なら導入するべき部品の上位ですね!
取り付けについてですが、
シフトワイヤーもそうですが
特殊なガイドを制作し
ホースやワイヤーのルート設定を
行っていますのでおさまりが良いです。
標準コンポーネントは
SHIMANO「TIAGRA」でしたので、
それを生かす形でST-4720の
油圧ディスク対応モデルを選びました。
![](https://blog.potteringood.com/wp-content/uploads/2022/05/ST-R4720.jpeg)
画像の引用元:株式会社シマノHP
非常に完成度の高い「SHIMANO Tiagra」
ブルホーン化と直接関係ないですが
「やっぱり、
105にした方がいいんでしょうか?」
と言うお問い合わせはよく伺います。
基本的に「ぽたりんぐぅ」のお返事は、
「本格的な競技でもしない限り不要です」
とお答えしております。
![](https://blog.potteringood.com/wp-content/uploads/2022/05/1245-edited-3.jpg)
4700シリーズの「ティアグラ」は
非常にバランスの取れたコンポです。
詳しくは別の機会に詳しく書きますが
ケイデンス(1分間のペダルの回転数)を
気にしながら乗るようなタイプでない限り
極端な多段化は不要です。
むしろ11速よりチェーンなど寸法的に余裕も大きく
耐久性なども高いと考えられますので
ロードバイク派の方も無理に105以上のコンポに
こだわる必要は特にないです。
ショップさんなどで
「最低105以上は必要ですよ!」
なんてもっともらしく言われたら・・・
裏の意味を探ってみてくださいね~ww
予算がふんだんにある方は
ルックスやステータスシンボル的な要素もあるので
迷わず上位コンポをどうぞ!
予算的に制限がある場合は無理してコンポーネントを
交換する必要はあまりないです。
※ブレーキは別です。
今回も特にコンポーネント変更の話は
提案しておりません。
むしろポタリング派には最高のコンポだと思います。
まとめ。ポタリング+ブルホーン=めっちゃ快適。
あんまり、まとめっぽい内容ではないですがw
ブルホーンハンドルは
ドロップハンドルの上ハン、下ハンの
イイトコ取りをしたようなハンドル。
のんびりと長い時間、楽な姿勢で乗れる
まさにポタリングと相性抜群のハンドル形状です。
さらにシマノさんのSTIレバーなど機能性の高い機材を
すっきりとカッコよく導入できるように
研究しております。
もちろん、
ワイヤー式のキャリパーブレーキでも、
少ない段数の変速機でも、
Di2などの電動変速システムでも、
ブルホーン化の実績多数です。
DIYでもやり方はありますけど、
プロならではの完成度をお求めの方は
是非お問い合わせくださいね!